WIPOが「グローバル・イノベーション・インデックス2025」を発表、深セン・香港・広州が世界トップ100イノベーション・クラスターのトップ
2025-10-09
世界知的所有権機関(WIPO)は9月1日、「グローバル・イノベーション・インデックス2025」を発表し、香港における世界トップ100イノベーション・クラスターのランキングを発表した。深圳・香港・広州イノベーション・クラスターは初めて日本の東京・横浜を抜いてトップとなり、世界最大のイノベーション・クラスターとなっている。
深圳・香港・広州イノベーションクラスターは、2020年以降、5年連続で世界トップ100イノベーション・クラスターの第2位にランクインしている。深セン・香港・広州イノベーションクラスターがトップにランクインしたことは、広東・香港・マカオ粤港澳大湾区における科学技術イノベーションの旺盛な活力と、国際的な科学技術イノベーションセンターとしての発展の勢いを鮮やかに反映している。
今年は、トップの座に加え、東京・横浜クラスターが2位、サンノゼ・サンフランシスコクラスターが3位、北京が4位、ソウルが5位、上海・蘇州クラスターが6位となっている。
今年のデータによると、中国は3年連続でトップに立ち、トップ100にランクインしたクラスターの数は24と最多となっている。米国は22のクラスターで僅差で続いた。今年の調査方法では、ベンチャーキャピタル取引件数を変数として導入し、中国と米国の差を縮めた。
出典:知的財産フロンティア
2025年9月2日