中創新航との特許戦が逆転、寧徳時代2件の訴訟特許が無効に
2025-04-28
2年にわたる寧徳時代と中創新航との特許戦が逆転した。
8月3日夜、中創新航は、国家知識産権局が2件の「無効宣告請求審査決定書」を下し、それぞれ寧徳時代が所有する「リチウムイオン電池」と「正極片と電池」という2件の発明特許が無効であると宣言したと発表した。中創新航は昨年6月、国家知識産権局(SIPO)に上記2件の特許を無効宣告する申請書を提出した。
2021年7月、寧徳時代は中創新杭を5つの電池特許を侵害したとして相次いで提訴し、請求総額は6億4700万元に上った。寧徳時代によると、中創新航の関与した特許には、正極片と電池、防爆装置、集電部材と電池、リチウムイオン電池、電源電池上蓋構造と電源電池などの特許が含まれ、侵害疑惑の電池も数万台の自動車に搭載されている。
上述の電池特許には、「リチウムイオン電池」と「正極片と電池」の特許が含まれ、寧徳時代の上記2件の特許侵害請求額は1億800万元に達した。
今年2月、福州市中級人民法院は、「リチウムイオン電池」と「正極片と電池」の特許権侵害訴訟について一審判決を下した。判決書によると、中創新航は特許権侵害したと認定され、寧徳時代に5710万元の損害賠償を支払うようと判決された。また、提訴に関わる侵害製品の即時販売停止も要求された。
中創新航は8月3日夜の発表で、今回審査の結果、前回の福州中級人民法院の判決が無効になる可能性があると述べた。
出所:為知塾
2023年8月5日